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常設展

PERMANENT Exhibition

没後50年 おわら風の盆の画家 林秋路特集

2024年8月28日(水)2025年6月30日(月)

開催中

展示場所
ふるさと文学の蔵①
主な展示資料
版画、書画(掛軸・色紙)、写真、愛用品、絵画、文書など

 富山県八尾町で毎年9月1日から3日にかけて開催される「おわら風の盆」。そのおわらを描いた印象的な書画や版画を世に残したのが、同町出身の林秋路(1903~1974)で、今年はその没後50年にあたります。

 秋路は、昭和4年(1929)に川崎順二を中心に発足した「越中八尾民謡おわら保存会」の主要メンバーの一人として、絵葉書やポスター、踊り方の図解などを描いて「おわら風の盆」の宣伝や普及に貢献したほか、おわら節の歌詞の制作も行うなど、生涯を通じておわらと深い関わりを持ちました。このほか、富山の風物を描いた版画や手漉き和紙、商品デザインなども手がけており、歌人の吉井勇をはじめとする文化人と交流があったことでも知られています。

 独創的で情感あふれる秋路の作品世界をお楽しみください。