過去の常設展
PAST PERMANENT Exhibition
山根青鬼の色紙と漫画
2023年2月22日(水)〜2023年6月26日(月)
終了しました

- 展示場所
- ふるさと文学の蔵③
- 主な展示資料
- 干支色紙(寄贈品)、デビュー作・代表作などの掲載誌やコミックス、富山ゆかりの作品
漫画家・山根青鬼(やまね あおおに)は、昭和10年(1935)、東京赤坂に双子の兄として生まれ、昭和20年(1945)に、母の郷里である富山県下新川郡泊町(現・朝日町)に疎開しました。
昭和24年(1949)、双子の弟・山根赤鬼とともに人気漫画「のらくろ」の作者である田河水泡(たがわ すいほう)の門下生となり、平成元年(1989)に「のらくろ」の執筆権を継承しました。
現在は、森下文化センター田河水泡・のらくろ館発行の「のらくろ便り」に「のらくろちゃん」を連載、西東京医師協同組合の機関誌「nic」に「ドクター・ドジ」を50年連載するなど、執筆活動を続けています。
本展示では、開館10周年を記念して、開館当初から毎年寄贈いただいてきた干支の色紙のすべてを一堂に展示するとともに、デビュー作「北日坊や」や、代表作「めだかちゃん」、「おやじバンザイ」などの掲載誌やコミックス、また、富山ゆかりの作品を紹介します。
あわせて、インタビュー映像「漫画は笑えるもの、心を豊かにするもの」(令和4年、高志の国文学館制作、約8分)を上映いたします。