過去の常設展
PAST PERMANENT Exhibition
【後期開催中】没後10年 辺見じゅん特集 - 近代文学の名著・直筆コレクション
2021年12月17日(金)〜2022年6月20日(月)
終了しました

- 展示場所
- ふるさと文学の蔵③
- 主な展示資料
- 辺見じゅんの初版本、希少本のコレクションや、愛用品のアンティーク机などを展示しています。
歌人・作家 辺見じゅん(1939~2011)の没後10年にあたって開催する本展では、辺見のコレクションのなかから、日本近代文学史を彩る著名作家たちの初版本や直筆物などをとりあげます。
愛書家としても知られる辺見は、明治・大正・昭和の出版文化の高さを示す本の数々を蒐集しました。角川書店の創業者の娘であり、自身でも幻戯書房を設立して出版業にたずさわっていた辺見は、本の内容とともに造本の美しさにもこだわりをもっていました。初版本、希少本のコレクションには、その審美眼の一端をうかがうことができます。
また、コレクションのなかには、自身の作品にかかわりの深い作家の著書や、歌人・俳人の自筆資料もあります。蒐集者自身の好みや関心のありかを反映したこれらの貴重な資料の数々を、その造本の美しさとともにご鑑賞ください。