2024.05.15

【職員募集】令和6年度富山県職員「学芸員(日本文学・日本史学)」の募集について

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高志の国文学館

高志の国文学館

開催中の企画展

「しあわせにな~れ! 長谷川義史のえほん 展」

2024615(土)202492(月)

 長谷川義史のえほんは、つよい生命力が感じられるダイナミックな筆づかいと自由でのびのびとした構図に特徴があり、個性的で愛らしい登場人物がくりひろげるユーモアあふれるストーリーにより、読者をゆたかな笑いの世界へといざないます。  家族や大切な人との思い出や自身のルーツを題材にした作品には、ほろりとさせられたり、あたたかい気持ちにさせられたり、また、戦争や震災など世の中の動きを真摯にうけとめて描いた作品では、あたり前のようにある日常の大切さを教えてくれます。  本展は、みんなが笑顔になり、平和になってほしいというメッセージが込められた、長谷川義史のえほんの世界を原画で楽しめるよう、子どもたちへの夏休みのプレゼントとして企画しました。    

次回の企画展

「生誕90年 井上ひさし 展」(仮称)

2024914(土)20241124(日)

 小説家、劇作家と幅広く活躍した井上ひさし(1934~2010)は、自ら遅筆堂を名乗るほど遅筆でした。しかし、その作品の完成度は高く、笑い、ことば遊び、パロディ、どんでん返しなど、ことばの魔術師と呼ばれるほど日本語の豊かさとおもしろさにあふれています。  放送作家として手がけた『ひょっこりひょうたん島』は国民的人気番組となり、1972年に『手鎖心中』で第67回直木賞を受賞、1981年に刊行した『吉里吉里人』で、第2回日本SF大賞、第33回讀賣文学賞を受賞しました。1984年には劇団こまつ座を旗揚げし、『頭痛肩こり樋口一葉』『父と暮せば』など、演劇史に残る話題作を発表し続けました。  生誕90年を記念する本展では、井上ひさしの文学世界に迫ります。

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